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【トピックス】記事の相互リンクに対して|人のつながりの大事さを伝えます

本記事はブログを運営する上で記載するべき事柄の整理です。
ご関心のない方は読み飛ばしていただいて結構ですが、
ご意見やご要望を頂けたら幸いです。

さて本題。
ブログ内リンクは時代別の物理学者ご紹介を基準に考えてます。

自分が研究を考えていた時代の原体験を大事にして
夫々の物理学者の足跡を考えていきます。
私だったらどう考えるのだろう?といった風に考えるのではなく
出来るだけ客観的に業績をご紹介する事を目指します。

ただし、読者諸氏が前向きになれる言葉は盛り込みます。
考え方の強制は絶対にしたくありません。

夫々の人物を起点に関連人物へリンクを貼っていく計画です。

アインシュタインのようなタイプの学者でも、
ローレンツやエレンファストと影響を与えあいます。
また、マッハ哲学の影響もご紹介していきたいのです。
そして従軍中のシュヴァルツシルトの論文を世に送り、
評価されていなかったド・ブロイを絶賛したのです。
実のところ、アインシュタインは多くの人と繋がっていて
前向きに物理を押し進めています。
そんな面をご紹介して生きたと思います。

また、引用に対してですが、私は今まで
引用は知財を乱用する気がして控えていました。
今の私の考えでは
「出典もとを明らかにしていたら引用は問題ない」
と考えています。

それだから、具体的に書評の形で
記事を描き上げた後に、その本への引用の形で
リンクをつければブログの読者にも関心が繋がり
本の著者にも有益だと思えてきたのです。

そして、文章の最後に時代別や舞台別の関心を記載して
夫々の物理学者たちの関心・立ち位置を考え直していきます。
読者諸氏もぜひ、それぞれの国での
つながりを考え直して欲しいです。
改めて考え直してください。
そうした方針で私は考えています。

 

観葉植物ならHanaPrime

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3/30・ひも理論と現代の理解
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3/22・今後の記事投稿頻度に関して【正の側面と負の側面を考えていきます】

記事投稿・改訂頻度の現実

記事を改訂する頻度に関して、
結論からいうと年に一度になっていきそうです。

無論、私が本ブログに対して愛情をかけていけるか
といった問題も含んでいる話なのです。
そうした考えだけで進めると興味はどんどん膨らんで
話を纏める為に時間を兼ねけなければいけない筈です。

ところが、私は悲しいサラリーマン。
他のサラリーマンよりもよりも休みを取りやすい部署
ではありますが、自宅で使える時間は限られています。

そうした半面で、改訂したい内容は増えていきます。
とある物理学者の人生を見返した時に、
調べれば調べる程に①「残した仕事の関りと」
②「私自身が深めていく理解」がある為に
関連した投稿はどんどん増えていくしかないのです。

投稿頻度を左右する詳細

ここで、問題を整理してみます。簡単化の為に
正の側面と負の側面を考えてみます。

投稿が増やせない事情

・一年は365日しかない
・私は子育てをしていて会社に通勤している
・通勤時や会社での隙間活動ではメモも取りにくい

投稿・改訂を充実させた方が良い事情

・分野や主人公の隣人を考えたら7人程度の追加紹介は続けていく
・関連文献やトピックスを出来るだけ紹介していく
・ページ内リンクを出来るだけ整理してサイト訪問者へ親切にする

以上、色々考えたら今の半年ごとの更新は難しいので
一年ごとの更新としていきます。特に国ごとや研究機関ごとで
問題を整理し直す機会は重要ですし、日常的に生じてくる
トピック的な紹介は全てのブログで大事な世界だと思えます。

今後ともよろしくお願いいたします。

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2023/03/22_初稿投稿

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【書評|朝永振一郎著】鏡の中の物理学

古い本を読み返してみました。特に量子力学を学び始めた読者が波動関数の意味を考え直す際に有効です。オススメします。

本書は3編のエッセイからなりますが、特に最後の「光子の裁判」が面白いです。

ネタバレになるのでオチは語りません。ダブルスリットの実験と波動関数の把握について、初学者は得るものがある筈です。

色々な論文を読みながら、作中での「光子の裁判」を思い出してみてください。現実世界での光子さんと、量子の世界での光子さんを何度も比べて考えてみて下さい。

数式は一切出てきませんが、最後に枠組みを連想させる人物が登場します。
【シュレディンガー登場ではないです。】

優れたモデルとして読んでみてください。オススメです。

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2023/03/20‗初稿投稿
2023/03/21‗原稿改訂

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【書評】太田浩一の「ガチョウ娘に花束を」を読んでみましょう。良書ですよ。

太田浩一の「ガチョウ娘に花束を」

夫々の科学者のお墓を訪ねるショートショートですが

しっかりした下調べと知見と現地調査に基づいています。

本書はシリーズ物の3冊目。特に興味を覚えた点は2点。

①アインシュタインとスピノザ

アインシュタインは「スピノザのエチカへ寄せて」

という詩の中で書き記しています。

「僕があの高貴な人をどれほど愛しているか

言葉では言い尽くせないまでに。

だが僕はあの人が孤立していることを懼れる

輝く聖なる光と共に」

アインシュタインは「存在するものの合法的調和の中に現れる

スピノザの神を信じる。」と発言したりボルンとの書簡の中で

「神はサイコロを振り給わなん」と述べていますが

アインシュタインの神に対する意識を追いかけると面白いと思えます。

②ヘルツの業績について

ヘルツは「回転体球の誘導について」で学位を得ています。

その後、

1887年5月27日に論文

「紫外線の電気放電に対する効果について」

で光電効果に対する研究を始めた。

1894年に敗血症で36歳で亡くなった。

「力学原理」で力学から力の概念を消去して、

時間・空間・質量のみを用いて公理と演繹の数学体系を作った。

ボルツマンは一週間、この本に没頭した。

妻にあてた手紙で思わず「愛しいヘルツ」と書いてしまった

とのことである。(ドイツ語で「愛する人」は

HertzではなくHerzである。

以上、美しい文は心を洗い貴方を成長させていきます。
是非読んでみて下さい。アマゾンでお試し読みをするだけでも
貴方の人生が変わると思います。お勧めです。

 

 

 

 

 

 

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【Topic‗画期的な成果の米国二位】核融合の特許で中国が首位

少し古い日経記事

古新聞を読み返していて面白い記事(2023/2/23分)
を読み返していて気付きました。

日経新聞の関連企業が有力な特許を集計したところ、
関連特許は、中国が首位で、二位米国、四位日本
だということです。未来のエネルギー源を巡る攻防を追いかけます。

脱炭素発電

そもそも、次世代技術である核融合反応は「地上の太陽」と呼ばれ
太陽内部と同じ原理で現象を起こします。

具体的に水素の同位体が衝突する際のエネルギーが核融合で生じます。

従来型の発電と比較して二酸化炭素の排出がないのでエコです。
なにより、今の原子力発電で生じている廃棄物が出ません。

原料は重水素とトリチウムで技術的な難点は次の項目。
①炉の部分を高温にする
②原子単体の制御(衝突の為に制御)
③反応の過程での速度向上

核融合と核分裂の違い

第二次大戦のマンハッタン計画に端を発し、
核の力を利用しようとする取り組みは様々に行われてきました。

アメリカが開発して数年後には旧ソビエト連邦で
同様な原子力爆弾が作られ、平和利用として
原子力発電が各国で進められています。
また電子力潜水艦が1955年の段階で実用化されています。
【参考URL:原研の「原子力の物理」

こうした産・学・軍が一体となった研究の流れで
核開発は進んでいますが、今回は特に中国の動向に関心が集まります。

ロシア同様に共産圏で国を挙げての意思決定の中で
中国での核融合の開発は優先順位が高いです。
今までと大きく状況が違うのは米国主導だった開発が
核融合の場合は中国主導で進む可能性が大きいのです。

(特に以下は私論となります。ご承知おきください。)

日本を含めて西側諸国は昨今の時流で教育や技術開発の点で
弱い点が目立ち、お家芸と言われていたモノ作りでさえも
日々、尻すぼみの状態にあります。対して、中国は国を挙げて
成長の喜びを謳歌していて差は広がるばかりです。

冷酷な現実ですが自覚しなければいけません。
特に、物理学に関わる人はかっての日本の研究水準を
知っている筈です。核融合の分野で今、実際に日本が中国に
追いつけなくなるレベルだと思えます。

別途、中国は半導体技術でも

別の記事(2023/3/7)では先端技術の記事も掲載されていました。
2022年10月の米国の半導体や製造装置の輸出規制で対立が先鋭化しています。

2023年の2月に開かれた半導体関係の学会:ISSCで採択論文数で
中国が首位となっています。中長期の技術開発力をつけている訳です。

実際に中国のYMTC社が200層以上で製品化をしています。【関連記事
演算処理の世界でも速度向上が目覚ましいです。

日本がんばれ!

話戻って、核融合の関連では
浜松ホトニクスと、ともに共同研究をするトヨタが日本で
核融合の研究を続けています。基礎に近い所での
ジックリとした研究が今とても大事になってきています。
頑張って欲しいと思います。大事な研究です。

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最近全て返事が出来ていませんが
全て読んでいます。
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【書評】オッペンハイマーの美しき日々|藤永茂著「ロバート・オッペンハイマー」を読んで

デンマーク

先ず、
本稿は一連の記事群とは別に語られています。
普遍的な大きなテーマである「愛」について私なりの思いを込められる
内容であると判断しました。紙媒体ではなく、ネットで皆様に投げかけ
る事で出来るだけ長い時代に沢山の人に私の感動を届けたいと思います。

中心となっているのは最近読んだ本の中での人物模様です。
原爆の父と呼ばれた物理学者が若い時代に二度目の欧州留学時代
を過ごした文章をご紹介します。
(一度目はドイツのボルンによる指導の時代)
学問としての物理学に対する登場人物の愛情と
オッペンハイマーを包み込む若い初学者に対する愛情が感じられます。

 

具体的に は藤森茂さんの「ロバート・オッペンハイマー」
を読み続けています。
私は初版本を読み続けていますが、そこでのページ数に従って
ボーアの生み出した自由闊達な雰囲気をお伝えしようと思います。

(P107)
日本人物理学者堀健夫の回想も(ハウトスミットと)同じ調子である。

コペンハーゲン・スピリット」というような
名前も付いているボーア研究所の雰囲気というのは、まことに我々の
驚嘆に値するもので、日本における雰囲気とは全く違っておりました。

コロキウムが盛んにおこなわれるんですね。頻繁に行われる。
何も日にちが決まっている訳じゃございません。誰かが話をする
素材料を持ち出した時には、すぐにボーア先生が自信が各研究室
を回って、今からコロキウムをやるから集まれを言われながら、
皆を招集していました。

また、その議論が活発な事といったら、
それこそ、本当に日本で経験できなかった活発さ。全然お互いに
無遠慮で、質疑、応答。当時量子力学の本当の最初の発展期で、
日に日に発展しておった時代でございますから、
ボーアハイゼンベルク、クライン、ディラック、フント、
えらい、そうそうたる人の議論を聞いておりまして、
私も私なりにずいぶん教わることが多かったのでございます。』

【なお、文章内でのリンクは私のブログ内へのリンクです。】

ボーアの人柄・信条が伝わりますでしょうか。
ABコペンハーゲンのサッカー選手だったボーアが物理の世界で
人を集め、人を育てて議論を深めていく様子は圧巻です。
【上の文章はオッペンハイマーが二度目の欧州修行の中で1929年に
アメリカ帰国の前にボーアの研究所を訪れようとしていた時代での文です】

何だか、
今の私自身の文章も堀さん・藤木さんの文章に似てきている気がします。
ちなみに、話し方や文章は人柄を伝える部分があって、
ボーアの独特だったと言われている言葉は人柄を表しているのでしょう。

ボーアの生きた時代、物理学会で妙な話し方をしている人にあったら
きっと、「あの人はコペンハーゲン帰りだろう」とか
(冗談めかして)言われていたかもしれません。

オッペンハイマーは良い物理学者たちに出会っています。
ボーアのもとにオッペンハイマーが出かける前にはエーレンフェスト
の所で議論をしていますがエーレンフェストパウリ宛の手紙で
彼を評して
(p99)『オッペンハイマーはいつも機知に富んだアイディア
を持ち出してくる。彼の大きな科学的才能を十分に発展させる為
には、今の内に愛情をこめてよい形で鍛え上げるべきだと私は
確信している。』

オランダでエーレンフェストはオッペンハイマーを見つめ、
数学的なセンスに期待を寄せると共に現象を追いかけて欲しい
と望みます。物理学は単純だが繊細(微妙)だという
(physics is simple but subtle)暖かいしっかりした考えが
オッピーを包むのです。

その後、「がっちりとした計算の腕を持った」
パウリの所にオッペンハイマーは送られるのですが、
一か月後、パウリエーレンフェスト
1929年の手紙で伝えています。
(P100)『うんと締め上げたり、おだてたり
している内に彼はきっと立派になるだろうと楽しみにしている

オッペンハイマーはこの年の6月までパウリの所に滞在を続け、
結局ボーアの所には行きませんでした。

エーレンフェストパウリの物理学への愛情と
オッペンハイマー個人への愛情を感じられる文章です。
こうして、
オッペンハイマーは良き人々に囲まれて美しい時代を過ごしました。

 

 

 

 

 

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【Topic_2021/05/17投稿_9/25改定】
次世代加速器計画【ILC】

2021/5/10の日経新聞記事の情報を基本として
トピックをお知らせします。

日米欧の計画で進む国際リニアコライダー(ilc)
は新しい物性物理学の理論において
突破口を開くと期待されます。
また経済面でも期待され、
「科学のオリンピックを30年続ける」
ような効果があると評価する人々もいます。

また、日本学術会議は「事故対策」「不確定要素」
を懸念しています。そんな中で、宇宙が誕生した
状態を再現することを目的としていて
新しい理論に繋がる実験を計画しています。実際に
建設する予定は東北地方の北上山地が予定地
となっており2035年ころの稼働を目指しています。
総建設費は8000億円となります。

大きさは全長最大で20キロメートルで
小柴
氏・梶田氏がノーベル賞を受けたヒッグス粒子を
大量に作ります。

実験の姿としては
両側から+とー(プラスとマイナス)の
電荷を其々帯びた電子と陽電子を発射して
光速度近くまで加速した上で衝突する事で
大量のヒッグス粒子が発生する姿を観測
しようというものです。

ヒッグス粒子は物質に質量を与える
素粒子であると考えられていて
欧州合同原子核研究機関(cern)にある
巨楕円形加速器「lhc」で2012年に観測されています。

現代物理学で注目される微粒子なのです。

その数は理論的には1種類とも5種類とも言われ、
実際の実験結果が期待されます。また、
全宇宙の1/4を占めると言われるダークマター
の発見も期待されます。

同様な計画は中国でも進んでいるようで、
こちらの動きも注目されます。

アニメのエバンゲリオンに出てくるような
未知の粒子が制御出来るとしたら
素晴らしいですね。

新聞を読んだ時は計画の推進面だけしか
分かりませんでしたが、実際問題を含んでいて、
乗り越えるべき障壁もあります。

今後の情報をもって再度、
話題を改定したいと思います。



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【2021/2/4トピック-9/23原稿改定】ドローン実用化へ【72時間の壁】

新聞記事を読む中で、

2020/1/18の記事からトピックスをあげます。

ドローンで挑む72時間の壁という記事です。

災害時に被災者の生存率が急激に低下するとされている時間が72時間で、72時間の壁があると言われています。そこでドローンを活用しようという取り組みが出てきているのです。

地震や土砂崩れで建物が倒壊したケースで飲料水が無い状態で 72時間が経過したらどうなるか、そんな想定をイラクのミドル・テクニカル大学とオーストラリアの南オーストラリア大学が研究しています。ドローンに装着した市販品のカメラで横たわる人の胸の動きから解析する技術を開発しました。

また、オランダのデルフト工科大学では自律飛行の技術を研究開発していて倒壊した建物内部の状態が分からなくても人命救助に繋がっていく情報を集める仕組みです。手の平サイズのドローンが複数で連絡を取り合い報告していきます。見えない場所での人探しに有効です。

山梨大学病院では治療の優先順位を決めるトリアージと呼ばれる段階をドローンを使って考えています。可視光カメラの他に赤外線カメラも使い、人の体温を調べながらモニタリングします。一度、体温が低下した後に体温が回復して優先順位が上がる場合があり、そういった検知も含めて一度に100人以上をトリアージしていく事が出来ると確認しました。



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JAXAのカプセル帰還【2020/12/7初稿‐トピックス‐2022/09/22改定】

2020/12/7の日経新聞の記事から

トピックスをお届けします。

JAXAが打ち上げた小惑星探査機

はやぶさ2が6日未明に天体から

物資を持ち帰りました。

https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?o=9&p=12&l=ur1&category=amazonrotate&f=ifr&linkID=bc790cf026b8e5b87ae9626ac06d025a&t=nowkouji226-22&tracking_id=nowkouji226-22

カプセルを切り離したはやぶさ2は

別の惑星探査のミッションに旅立って

います。約350人の観客を集め

相模原市淵野辺にあるJAXAでは

パブリックビューが開かれていたようです。

https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?o=9&p=13&l=ur1&category=amazonrotate&f=ifr&linkID=855691d3a5d3cd4c45c8f09a008af08b&t=nowkouji226-22&tracking_id=nowkouji226-22

相模原市のJAXAはもともと東大の
付属機関が前進組織でペンシルロケット
を飛ばした時期から衛星研究の拠点
です。そこでのメンバーが喜んで
いたようです。

また筑波のJAXAはNASDAの流れ、
調布のJAXAは航空研の流れですが、
その話は別の機会に譲ります。

先ずは、おめでとうございます。

以上、間違い・ご意見は以下アドレスまでお願いします。
時間がかかるかもしれませんが必ず返信・改定をします。

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2020/12/07_初回投稿
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【トピック】日本での原爆開発と仁科博士

2022/7/31(日)の日経新聞よりトピックをお届けいたします。

太平洋戦争中に旧陸軍がすすめていた

原爆開発「二号計画」です。

計画主導者は当時の理化学研究所の仁科博士。

仁科博士の原稿でも触れていますが、

計画遂行のためにサイクロトロンを作り上げて、

終戦直後に米軍によって廃棄されています。

仁科博士を「計画の主導者」と表現しましたが

同氏の資料館の資料によると1938年から1947年

にかけてやりとりした手紙のカーボンコピーが同氏の

考え方の移り変わりを伝えていると言われています。

 

具体的には陸軍に基礎研究を進める資金を求めていく仁科氏が

現在の価格で言うと500万円程度の資金を得て

「核分裂エネルギーの研究」に対して予算を得ていきます。

当時は卓上の理論であった核分裂エネルギーの爆弾への利用が

具体的に進められていくのです。仁科博士の意識としても

「戦時欠くべからざる研究を重点的に推進」という

表現に代わってきています。お国の為に

何処まで滅私奉公していくかという考えと、

若い人を兵隊さんとして戦場に送らない為の基礎研究

の間で非常な葛藤があったようにも見えます。

そしてなにより、戦後の日本物理学会が核兵器に対して

明確に廃絶のスタンスを貫いていった事実こそ、

仁科氏が弟子に残していった「意志」であると

編集者の青木さんは綴っています。

仁科博士は毅然とスタイルを貫いた先人でした。


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