2026年10月14日2026年10月11日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残す大栗博司【おおぐり ひろし‗1962年生まれ ~ ご存命中(2025/3月確認)】‐4/14改訂改訂 こんにちはコウジです。半年ごとの記事見直しです。 では、ご覧ください。内容を整理し、 主にリンクを見直しました。 現時点での英訳も考えています。 (以下原稿です) 【Photo:aspen center for physics_Hirosi Ooguri】はじめに今回、ご存命中の物理学者の紹介です。 思いっきり現役の学者さんをご紹介します。 カリフォルニア工科大学の大栗博司氏です。 特に個人的な面識はありませんが 研究内容・研究室運営・期待感が圧倒的に魅力的なのです。父から娘に贈る数学 【PR】### 超弦理論が目指すもの相対性理論は、重力と時空の構造を説明する理論です。一方、量子力学は、原子や 素粒子などの微視的な世界を理解するための基礎となっています。しかし、 重力を量子論の枠組みで一貫して説明することは、現代物理学に残された重要な課題です。超弦理論は、この課題に取り組む理論の一つです。素粒子を点状の存在として扱うのではなく、 非常に小さな「ひも」の振動として捉えることで、粒子の性質や力の統一的な理解を目指します。私が初めてこの考え方に触れたとき、特に興味を引かれたのは次元の問題でした。通常、 私たちが経験する時空は、空間3次元と時間1次元の計4次元です。しかし、超弦理論では、 理論の整合性を保つために、10次元の時空を考える定式化が登場します。 余分な6次元は、非常に小さく折り畳まれている可能性などが議論されています。もちろん、次元が多いというだけで、その理論が正しいと証明されたわけではありません。 それでも、私たちが日常的に認識している世界の背後に、 別の数学的構造が存在する可能性を考えさせてくれます。大栗氏の研究の魅力は、こうした根本的な問いに対して、数学的な 構造を手掛かりに取り組んでいる点にあります。超弦理論が最終的に自然界を 正しく説明する理論なのかは、今後の研究と検証に委ねられています。それでも、 重力と量子論の関係を理解するための重要な研究領域であることに変わりはありません。 そしてなにより、私にとって最も興味深い一面はひも理論です。大栗氏は 現代物理学での最先端だと言える「ひも理論」を研究しています。 竹内薫の「超ひも理論」を読んで、私が初めて理論を考え始めた時期には ひも理論が10次元の視点を持っている点が面白く思えました。私が初めてこの考え方に触れたとき、 「私たちが認識している次元の背後に、より高次の構造があるのではないか」 という点に強い魅力を感じました。。その時期はひも理論は 詳しく追いかけていません。今でも理論を語れるとは 思えないほどですが、どうしても気になっていました。その後、 2023年の2月の終わりに日経新聞で改めて紹介されているのを見て 本記事の記載に至りました。この理論の紹介は外せません。特に初学者が分かり易い言葉を使ってご紹介いたします。 物理学の世界で今も進んでいる部分が伝われば幸いです。日経記事ではカリフォルニア工科大学のジョン·シュワルツらが 「超弦理論」で1984年に大きな成果を上げた時期に、大栗氏が「米国から3ヶ月遅れの船便で届く論文を心待ちにし、 むさぼるように読んで魅了されました」と伝えています。(カッコ内は大栗氏の言葉でしょう。) ご自身の関心を拡げたわけです。 新しい情報に食らいつくことは大事です! 【新聞からの引用部分は太字にしています(以下同様)】その後、大栗氏は語ります。「理論物理学者には実際に密接に関わって新現象や新粒子を見つけるタイプ と、長い目で見て理論的枠組みや普遍的な数学的手法を開発するタイプが居ます。僕は後者の方です。」 そして、量子力学と相対性理論を合わせて考える究極の統一理論の考えだします。 具体的には重力を量子力学に取り組んでいこうと考え、宇宙誕生の メカニズムを踏まえて、大栗氏は紐理論の研究を進めるのです。大栗氏の華麗な足跡大栗氏は京都大学でマスターをとり、東京大学でドクターをとります。 その後、プリンストン、シカゴ大、京都大、UCBなどを経て カリフォルニア工科大学で教鞭をとっています。 シカゴ大学で大栗氏を誘ったのは40歳も年が離れた南部陽一郎でした。(カリフォルニア工科大学では今でも教えています)また、 パリ第六大学で客員教授をされていた時期もあったそうです。終身理事等のタイトルを持ち、今も活国で活躍されています。 科学史の舞台となった場所が次々出てくるのです。 ご自身のブログで「PHYSIC TREE」と題して思考形成の流れ を記録していました。最善の仲間を作った様子が分かります。その研究室での活動は活発で現在でも各国から 研究者を受け入れて議論を進めています。 カリフォルニア工科大学内で ご自身のブログも開設されていて 数年前まではブログも頻繁に更新していたようです。 (カルテックでのブログは2021年3月頃まで確認してました)大栗氏は語っています。「超弦理論が究極の理論として正しい解であるかは分からない。 しかしこれまでに試された理論の中では最良である。」 と考えは変わらなかった。 「不易流行という言葉があります。」。『不易(本質的)なものを目指して「統一理論(重力と量子力学の統合)」 の世界に至る為に、超弦理論という「流行」へ飛び込んだ』 と大栗氏は述べています。もっとも正しい と思える道を突き進んでいるのです。◀ 前の人物: 掲載検討中(超弦理論の黎明期)▶ 次の人物: 掲載検討中(量子重力・宇宙論の発展)この分野の物理学者(弦理論・量子重力)エドワード・ウィッテン(掲載検討中)スティーヴン・ワインバーグ リチャード・ファインマン アルベルト・アインシュタイン 〆【スポンサーリンク】以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 問題点に対しては 適時、返信・改定をします。nowkouji226@gmail.com2023/03/30‗初稿投稿 2026/10/29‗改訂投稿舞台別のご紹介へ 時代別(順)のご紹介 力学関係へ 電磁気関係へ 熱統計関連のご紹介へ 量子力学関係へ AIでの考察(参考)【このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています】