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P・V・ミュッセンブルーク
【ライデン瓶を発明し静電気の基礎を確立】-10/22改訂

こんばんは、コウジです。半年ごとの改定です。
今回の改定は英訳部の削除が主です。
ご覧ください。(以下原稿です)

ライデン瓶発電機
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【1692年3月14日生まれ-1761年9月19日没】
像画:1741年制作、画家 Hieronymus van der Mij、
所蔵:ライデン大学(University of Leiden)コレクション。The Linda Hall Library+1

 ライデン瓶を考案したミュッセンブルーク

その名はピーテル・ファン・ミュッセンブルーク

;Pieter van Musschenbroek。

ライデン瓶の発明で知られているオランダの物理学者です。

ポンプや顕微鏡、望遠鏡を作る職人の子として生まれます。

何より、最初の蓄電器であるライデン瓶

を作ったことで知られています。

ミュッセンブルークはラテン語学校でギリシア語・ラテン語・フランス語・ドイツ語などを修めた後、Leiden University(ライデン大学)で医学博士号(1715年)を取得しました。当時の学識の付け方は今と大きく異なっていたようですね。そして、ロンドンで当時の大物である物理学者ニュートンの講義を受けています。

その後、ミュッセンブルークは数学、哲学、医学、占星術の教授を歴任します。占星術は当時の教養の中で合理的な学問体系であると考えられていて、少し前の時代には王家に使えていたノストラダムスが天文学と占星術を修めていたという史実もあります。そして、ミュッセンブルークが1726年に刊行した「Elementa Physica」では広くニュートンの理論をヨーロッパに広めています。

 ミュッセンブルークと帯電現象の理解

その後、その後ミュッセンブルークは、
静電気の性質に強い関心を持つようになります。

特に有名なのが、
ガラス瓶に水を入れて電荷を蓄える
「ライデン瓶(Leyden jar)」の研究です。

これは後の蓄電器(コンデンサ)の原型となる装置であり、
人類が初めて「電気を蓄える」という概念を
実験的に扱えるようになった重要な発明でした。

当時の研究者たちは、
帯電した物体同士が反発・吸引する現象を観察していましたが、
ミュッセンブルークらは、
水やガラスを利用することで微弱な電気作用を
より安定して観測しようと試みました。

こうした研究は、
後のクーロンの法則や電磁気学へと繋がっていきます。

ニュートン力学が「力」を定量化した時代の後に、
電気という新しい“見えない力”を扱う流れが生まれていったのです。

 

また、支点を介した二つの棒が重力と直角方向に開いていくので
開いた角度がθの時に重力の分力が

Sinθで考えられるのです。

数学上、θが0の近傍ではSinθが殆ど0なのです。

上記の数学的な仕組みで、①荷電現象で生じた力と②ニュートンの明確にした力が釣り合い、平衡を保っています。その様子は少し感動できます。後の時代に動的な電磁気学が発展していきますがミュッセンブルークは静電磁気学の土台を作ったのです。

理論で期待される効果が目視で確認できます。浮力が重力を打ち消す効果と分力でSinθだけ考えればよい事情が相まって電気による微細な反発力が目に見える効果として現れます。開き角度が狭い時点では殆ど重力の効果がない形で帯電に起因する力が可視化出来るのです。

 

それまで帯電棒をこすり続けたりしなければ示せなかった「静電容量に起因する力」をミュッセンブルークによって示しました。後の電磁気学の発展に繋がる成果です。確かな一歩が残されたと言えるでしょう。

記事末テンプレ(ミュッセンブルーク版)
関連する科学者の系譜(静電気学と実験物理)

◀ 前の人物:アイザック・ニュートン(1643-1727)

▶ 次の人物:シャルル・クーロン(1736-1806)

この分野の科学者(静電気学・電磁気学)
P・V・ミュッセンブルーク
ロバート・ボイル
ベンジャミン・フランクリン
C・A・クーロン
マイケル・ファラデー

〆 

【リミックスでんき】

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2021/07/01_初回投稿
2026/10/22_改定投稿

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