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クラウディオス・プトレマイオス
4/18改訂【三角法を考案し天動説の体系を考案】

こんにちは。コウジです。
プトレマイオスの原稿を改訂します。

今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。
ご覧ください。(以下原稿)

アルマゲスト
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【_83年頃 – 168年頃】

アルマゲストの著者プトレマイオス

(ラテン語表記: Claudius Ptolemæus)

天動説を強力に展開した書籍である「アルマゲスト」を
著したプトレマイオスは古代ギリシアの天文学者(の祖)で
古代ギリシャ語では Κλαύδιος Πτολεμαῖος, と表記されます。
プトレマイオス後、中世のケプラーやガリレオの
登場する時代まで
プトレマイオスの学説は広く支持され
その後の神学の理論的な基礎にもなっていきます。

天動説は地球が世界の中心近辺にあり、太陽や月は地球の周りを
ほぼ円形上の軌跡をたどって移動しているという理論です。
今回取り上げているプトレマイオスは(自著の)アルマゲストで
天動説の理論的な枠組みを作り上げ
当時の
観測レベルでつじつまの合う天文体系を作り上げたのです。

中世における天文学の進展

その後、多くの観測がなされ、
中世に至って「ティコ・ブラーェ」
等の観測データを
ケプラーが体系立てるまでは主に天動説が正しいと

思想の世界では一般に信じられていました。

さて、
一般の人々が「天文学」をどう考えているかを考えてみます。

天文学は慣れ親しんだ夜空を表し、非常に分かりやすいです。
ところが、その内容を考えていくと内容は理解してません。

特に定量的な点を考えてみると観測にかかるのは、
この時代は星の位置だけです。色と温度の関係も
分かりませんし、量子力学の背景が無いので
内部の推定も出来ません。 

多くの人は中学生くらいの時期に天文学を教養として
勉強しますが
大抵はほとんど忘れます。
特に定量的な表現は忘れます。

太陽の質量がどのくらいであるとか、
地球との距離がどのていどあるか

などの値を正確に言える人がどのくらいいるでしょうか。
1000人に一人もいないと思います。試験前に勉強して
後に忘れて、忘れたことは気にしません。
大事ではないのです。

それだから、
詳しいことはどうでもよくて天動説でも
地動説でも
どちらでもいいと思います。
どちらでも説明がつくのです。

プトレマイオスの業績

プトレマイオスの作り上げた三角法は重要です。
三角関数表作成とともに発展してきました。
三角法は今の三角関数の起源となっています。

三角法は弦の長さと円弧の長さの関係を使っています。
現在使われている三角関数が角度と弦の長さを使っている
関係の基本となっているので三角法は重要です。

建築現場でも多用しています。自動車や航空機の設計でも
三角関数は必須です。

〆最後に〆

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2024/04/18_原稿改訂

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(2022/10月時点での対応英訳)

Author Ptolemy of the almagest

The Ptolemy who wrote “Almagest” which is the book which presented the Ptolemaic theory strongly is transcribed into ΚλαύδιοςΠτολεμαῖος by the Ancient Greek in astronomers (father) of the ancient Greece.
The theory of Ptolemy is supported widely until the times when Kepler and Galileo of the Middle Ages appear, and it is in the later theological theoretical basics afterwards.

The Ptolemaic theory has earth in the world central neighborhood and is a theory that the sun and the moon almost trace the trace in the circle around the earth and move.
Ptolemy built up a theoretical frame of Copernican theory in almagest and built up a correct astronomy system of the consistency at an observation level at the time.

Astronomical progress in the Middle Ages

Much observation was accomplished and were able to believe observation data such as “Tycho ブラーェ” generally afterwards in the world of the thought to the Middle Ages until Kepler put up a system if the Ptolemaic theory was right mainly.

I think about how general people are thinking about “astronomy” here.
The astronomy expresses the night sky where I got used to and is very plain.

However, most of the contents do not understand it when they think about the contents.
Many people study astronomy as culture at the time of a junior high student, but almost usually forget it. I forget the particularly quantitative expression.
How much will the person whom mass can say a value which degree distance with the earth has how long to exactly with sun be?
I think that there is no it in 1,000 people. I study before an examination and I forget it afterwards and do not mind that I forgot it. It is not important.

Because it is it, the detailed thing does not matter, and even the Ptolemaic theory is the Copernican theory, but thinks that both are enough. Either is explicable.

Achievements of Ptolemy

In addition, the trigonometry that Ptolemy made up is important.
It developed with trigonometric function tabulation.
The trigonometry is the origin of the present trigonometric function.

The trigonometry uses the relations of the length of the string and the length of the arc.
The trigonometry is important now as it is the basics of the relations that a used trigonometric function uses an angle and the length of the string for.

I use many it in the building site. The trigonometric function is required by the design of a car and the plane.

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アルキメデス
4/17改訂【兵器を発案し円周率を推定(幾何学的考察)】

こんにちは。コウジです。
アルキメデスの原稿を改訂します。

今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。
ご覧ください。(以下原稿)

天秤の魔術師
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【紀元前287年頃 ~ 紀元前212年】

多彩な人であったアルキメデス

【英:Archimedes・希: Ἀρχιμήδης】
アルキメデスは、古代ギリシアの数学者で、物理学者で、
技術者で、発明家で、天文学者です。
古代においてのトップクラスの科学者といえます。
鉤爪の兵器や光線の兵器を発案する一方で、
多角形をつきつめて
円周率を推定していたりしました。
具体的には「原理的に考えて」四角形の中に丸があり、
その中に三角があるのなら、大きさの順序は
◇>〇>▽
となるはずです。
「面積が等辺の二乗の次元を持つ」という理解が
出来た時点で等辺が「1」の◇と▽の面積が
それぞれ「1」「1/2」なので間にある円の面積は
(上記の二乗の係数をπすると)
自動的に「1」>「π/4」>「1/2」となるのです。
だから当然4>π>2
五角形と四角形で考えていけばπの精度は上がります。
六角形と五角形で考えていけばπの精度は更に向上。 
最初に思いついたアルキメデスは偉い!
という話なのです。 
アルキメデスは古代ローマ時代に生きた人で、
その生涯は、アルキメデス亡くなった後に、
後の世界の歴史家たちによって
記録を元に推定されました。
歴史上の人物は誰しも記録に頼る
部分があるのですがアルキメデス
の場合は特に死後何百年経ってから
編纂されたとされており、それ故に
不確かな部分が多いです。何より
アルキメデスは多くの仕事を残しました。

アルキメデスの業績

アルキメデスの友人等が、
その伝記を残しておらず、
正確にわかっているのは
戦記に裏付けられた
最後の瞬間だけなのです。
アルキメデスがローマ軍の
シラクサ攻囲戦で死んだことが、
彼の死に関する故事の記述から
正確に判明しているのです。
例えば、アルキメデスの生年は、
死んだ日時の年齢から逆算して
「推定」されています。
アルキメデスの関心は美学に基づいていて、
純理論による論理体系の構築が特徴です。そして半面で
実利的な有用性が顕著です。具体的にアルキメデスの原理とは、
アルキメデスが発見した流体力学での法則です。
圧力というパラメターを発見される前に、
圧力のもたらす(半面的な)効果を利用しました。
論理的に考えていき対象があった部分の
空間が及ぼしている力を浮力として考えたのです。
定式化された形としては、
「流体(液体や気体)中の物体は、対象となる物体が
【押しのけている流体の重量】と同じ大きさで
(ベクトル的に)逆向きの浮力を受ける」
という原理です。他、円周率や数列で
アルキメデスは仕事を残しています。

アルキメデス最後の逸話

話戻って、アルキメデスの亡くなる時のお話です。
その評判を知っていた指揮官・マルケッルスは、
アルキメデスには危害を加えないよう指示しました。
彼の家にローマ兵が入ってきた時、アルキメデスは
砂盤(今でいえばノートの役割)に描いた図(円形)
の上で、何か考えこんでいました。
入り込んだ部屋がアルキメデスの部屋だとは理解していない
ローマ兵が名前を聞きましたが、没頭していたアルキメデス
は無視し、そのことに兵は腹を立てアルキメデスを殺したのです。
アルキメデス最期の言葉は
「私の円をこわすな!」(Noli turbare circulos meos!)
だったと言われています。そのローマ人は命令に反し、
アルキメデスを殺害してしまったのです。

そして、後にアルキメデスを殺害してしまった事を
とても遺憾に思い、苦慮したと言われています。



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【2022年1月時点での対応英訳】

[English: Archimedes / Greeks: Ἀρχιμήδης]
Archimedes is an ancient Greek mathematician, physicist, engineer, inventor, and astronomer. He is one of the top scientists in classical antiquity. He devised claw weapons and ray weapons, and used polygons to estimate pi.

Archimedes was a person who lived in ancient Roman times, and his life was estimated based on records by historians of the later world after Archimedes died.

Every historical figure relies on records, but Archimedes is said to have been compiled hundreds of years after his death, so there are many uncertainties. Above all, Archimedes left a lot of work.

Archimedes’ friends and others have not left the biography,

and only the last moment supported by the war record is known exactly.

Archimedes died in the Roman siege of Syracuse, exactly as the story of his death reveals.

For example, Archimedes’ year of birth is “estimated” by back-calculating from the age of his death.

Archimedes’s interest is in the construction of a logical system based on a pure theoretical structure based on aesthetics, and the practical aspect is remarkable.

Specifically, what is Archimedes’ principle?
It is a law in fluid mechanics discovered by Archimedes.
Before discovering the parameter of pressure
He took advantage of the one-sided effect of pressure.
The part where there was an object to think logically
He considered the force exerted by space as buoyancy.

As a formalized form,
“An object in a fluid (liquid or gas) is a target object.
With the same size as [the weight of the fluid being pushed away]
Receives buoyancy in the opposite direction (vectorly) ”
Is the principle. In addition, in pi and sequence
Archimedes is leaving work.

Returning to the story, it is the story of Archimedes’ death.
Marcus, a soldier who knew his reputation,
He ordered to his stuff as Archimedes not to harmed !
When Roman soldiers entered his house, Archimedes
Figure (circular) drawn on the sandboard (the role of a notebook now)
On top of that, Archimedes was thinking about something.
The Roman doesn’t understand that the room he entered is

Archimedes’ room.

Roman soldiers heard the name, but Archimedes was absorbed
Ignored, and the soldiers got angry and killed Archimedes.

Archimedes’ last words
“Don’t break my circle!” (Noli turbare circulos meos!)

It is said that it was. Military personnel violate orders, about Archimedes.
He is said to have suffered because he was very regrettable to had  killed Archimedes.

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オックスフォード大学(OXFORD)

ニューカッスル生れ

ピーター・ヒッグス-Peter Ware Higgsは2024年4月8日にエレインバラ大学のヒッグスしが亡くなりました。享年94才。謹んでお悔やみ申し上げます。

ヒッグス氏は1929年に英国中部のニューカッスルに生まれてます。

ピーター・ヒッグス氏は理論物理学者であり、特に素粒子物理学の分野で知られています。ヒッグスは、ヒッグス粒子(またはヒッグス・ボソン)の存在を予測しました。この粒子は、物質の質量を与える役割を果たすとされ、素粒子の標準模型において重要な位置を占めています。

2013年、ヒッグスはその業績に対してノーベル物理学賞を受賞しました。彼の理論の確証を示す実験結果が得られたことにより、ヒッグス粒子の発見は科学界に大きな影響を与え、標準模型の確立と理解を深める上で重要な一歩となりました。

キングス・カレッジ時代

ヒッグス氏はロンドン大学キングスカレッジで学びます。1950年頃から研究生活をしていたと考えたら、当時の宇宙論はどうだったのでしょうか??素粒子論はどうだったのでしょうか??

1950年代当時の宇宙論と素粒子論は、まだ発展途上の段階でしたが、重要な発展を遂げていました。

宇宙論に関しては、一般相対性理論に基づいた大局的な宇宙モデルが提案され、宇宙が膨張していることが広く受け入れられていました。エドウィン・ハッブルによる銀河の赤方偏移の観測結果が、宇宙膨張の証拠として重要な役割を果たしました。しかし、宇宙初期の状態や大爆発理論はまだ完全に確立されていなかったため、この時期の宇宙論はさまざまな理論が提案されるなかで進化していました。

一方、素粒子論は量子力学と場の理論の枠組みの中で発展していましたが、まだ標準模型のような包括的な理論が確立される前でした。1950年代には、素粒子の発見や特性の理解が進みつつありました。たとえば、1956年には中性子と陽子が弱い相互作用によって相互作用することが示され、弱い相互作用の理論が発展しました。また、量子電磁力学や量子色力学など、素粒子間の相互作用を記述する理論が次第に発展していった時期でもあります。

つまり、ヒッグス氏が研究活動を始めた1950年代には、宇宙論と素粒子論はまだ発展途上であり、様々な新しい発見や理論が提案される時代でした。

南部陽一郎との繋がり

1964年にヒッグス粒子の概念をヒッグス氏は提唱しています。実際に理論の正しさが明らかにされたのは2012年のCERN(欧州原子核研究機構)の加速器による実験でした。ヒッグス粒子の存在については同国のホーキング氏と議論を交わしました。ホーキング氏は存在を否定していたようです。

ヒッグス粒子そもそものアイディアは南部陽一郎の「自発的対称性の破れ」だと言われています。ヒッグス氏は質量の起源も素粒子にあると考えたのです!

自発的対称性の破れは、物理学の概念であり、シンメトリーが物理的な状態や系の性質に対して破れる現象を指します。例えば、氷の結晶構造や磁性体の磁化などがこの概念に基づいています。この理論は、シンメトリーが存在する状態よりも低いエネルギー状態が存在することを示唆しています。

ヒッグスは、素粒子が質量を持つメカニズムを理解するために、自発的対称性の破れの概念を応用しました。具体的には、ヒッグスは素粒子が場と相互作用する際に、対称性が自発的に破れることで、質量を持つようになると考えました。これは、ヒッグス場と呼ばれる場の存在を仮定することで実現されます。

ヒッグス場は、宇宙全体を満たしており、素粒子がこの場と相互作用することで質量を獲得します。ヒッグス場の効果が弱い領域では、素粒子は高いエネルギーを持ち、質量がほぼ無視できるように見えます。しかし、ヒッグス場が強い領域では、素粒子はヒッグス場と相互作用し、その結果として質量を持つことになります。

ヒッグス場とその相互作用が素粒子の質量を与えるメカニズムは、標準模型と呼ばれる素粒子物理学の理論の中核をなしています。2012年のCERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)による実験で、ヒッグス粒子の存在が観測され、これが素粒子の質量を与えるメカニズムの一部を確認する重要な証拠となりました。

エディンバラ大より悼辞

エディンバラ大学はヒッグス氏に次のような評価を捧げています。

(ヒッグス氏は)「偉大な教師、指導者でもあり何世代もの和解科学者に刺激を与えた」

〆最後に〆

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【改訂】東大が量子コンピューターを2023年秋に導入
(IBM社製‗127量子ビット)

東大

こんにちはコウジです!
「東大が量子コンピューター」の原稿を改定します。
今回の主たる改定は新規追記分の補完です。
大分長いこと改定していませんでしたね。

初見の人が検索結果を見て記事内容が分かり易いように再推敲します。

SNSは戦略的に使っていきます。そして記述に誤解を生む表現がないかを
チェックし続けてます。ご意見・関連投稿は歓迎します。

(写真は従来の基盤の写真です)

以下投稿の内容は2023/04/22の
日経新聞記載の情報メインです。
現代の情報だと考えて下さい。

新聞記事を離れた所で冷静に考えていくと
税金の使い道の話でもあります。

日本国民の皆様が一緒になって考えて、
出来れば知恵を出し合えたら
より良い展開に
つながる類の話題なのです。しかし、
実のところ、大多数の日本国民は
「量子コンピュータ?言葉は聞くけれども…」
って感じで内容が議論されていません。
議論を喚起しましょう。

本記事では私論を中心に語ります。但し、
記載した量子ビット数は何度も確認しています。

ニュースのアナウンサーも語れる内容が少ない
のでしょう。
そんな中で東大本郷キャンバスでは
記者会見が開かれ、IBM社のフェローが
「有用な量子コンピューターの世界がすぐそこまで来ている」
と語っています。

物理学を専攻していた私でも多分野において下調べが必要です。
当面、「ラビ振動」、「共振器と量子ビットの間の空間」
「ミアンダの線路」、「量子誤り訂正」といった概念を
改めて理解し直さないと最新の性能が評価できません。

特に理化学研究所に導入された機種は
色々な情報が出ていて教育的です。対して
東大が導入するIBM社製の量子コンピューターは
トヨタ自動車やソニーグループなど日本企業12社での
協議会による利用を想定していて、
利益享受を受ける団体が限られています。
今後の課題として利用の解放(促進)が望まれます。 

東京大学が川崎拠点に導入

既に27量子ビットを導入している川崎拠点に2023年の秋に
127量子ビットの新鋭機を導入する予定です。
経済産業省は42億円の支援を通じて計算手法等の
実用面へ向けての課題を解決していく予定です。

一例としてJSR(素材メーカー)が「半導体向け材料の開発」
を想定して活用する方針を打ち出しているようですが
具体的にプロジェクトに参加する事で得られるメリットを
明確にする作業は大変そうです。

現時点での量子コンピューターの国内体制

報道では「量子ビット」の数に着目した表現が多いです。
実際に理化学研究所では2023年の3月に64量子ビットの
装置を導入して研究を進めています。

また、英国のオックスフォード・クァン・サーキッツ
は都内のデータセンターに今年の後半に量子コンピューター
を設置予定で外部企業の利用も想定しています。

対して米国のIBMでは433量子ビットのプロセッサーが開発
されていて、2023年度中には1000量子ビットの実現、
2025年度には4000量子ビット以上の実現を計画しています。 

EV電池開発に革新的貢献ができるか

一例としてIonQ社とHyundai Motor社は共同で
量子コンピューターに対する
バッテリー化学モデル
を開発しています。(2022年2月発表~)

実際に同社は新しい変分量子固有値ソルバー法
(VQE:Variational Quantum Eigensolver)を共同で開発してます。
開発目的はバッテリー化学におけるリチウム化合物や
化学的相互作用の研究への適用です。

 特定の最適化問題を解決するVQEは原理的に
量子コンピューターと親和性が良いです。
変分原理を使用し、ハミルトニアンの基底状態エネルギー、
動的物理システムの状態の時間変化率を考えていくのです。
計算上の限界で、既存システムでは精度に制約がりました。

 具体的に酸化リチウムの構造やエネルギーのシミュレーション
に使用する、量子コンピュータ上で動作可能な
バッテリー化学モデルを共同開発しています

リチウム電池の性能や安全性の向上、コストの低減が進めば
EV開発における最重要課題の解決に向けて効果は大きいです。
【実際、EV価格の半分くらいはバッテリーの価格だと言われています】

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2023/04/23_初稿投稿
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日本での量子コンピューターの実現へ向け新会社設立【分子研が中心‗冷却原子方式採用】

次世代の高速計算機を商用化へ

国内のメーカーと国の研究機関が2024年度に新会社を立ち上げます。新会社が成功するためには、大事な事が思い浮かびますね。

まず、産業連携と協力:

他の企業や研究機関との連携が重要です。共同研究やパートナーシップを通じて、幅広い視点からの知見を取り入れること大事です。

そして、市場調査と需要予測:

顧客のニーズを正確に把握し、市場調査を行い、将来の需要を予測することが重要です。これにより、製品やサービスの開発において競争力を維持できます。

最後に、人材の確保と育成:

高度な技術を持った人材を確保し、彼らのスキルを磨くための継続的な教育プログラムを提供することが成功の鍵となります。アイディア出しの段階とは別に産業塾生の為に大事な時期があると考え、産業成長の為に尽力する人員が必要です。

日本の特技とプレーヤー

会社としてプレーヤーとして名乗りを上げているのは富士通、日立製作所、NEC、浜松フォトニクス、スタートアップのblueqatやグルーヴノーツが参加する予定です。

国の研究機関としては自然科学研究機構・分子科学研究所(分子研・愛知県岡崎市)が中心となり新会社を設立する模様です。こうした事業で想定される予算の流れを考えると出資比率に伴い、国から各社に補助金がつく形となる事でしょう。詳細は今後決めていくようです。また他機関としての日本投資銀行も参画します。

超伝導方式と冷却原子方式

今回の量子素子(従来コンピューターでのビットに相当)を実現する
ハードウェアは「冷却原子方式」と呼ばれる新しいタイプです。

理化学研や米IBMが超伝導方式(今のスタンダード)を採用
しているのに対して、新団体の方式は絶対零度近くに冷やした
ルビジウム電子を使います。

「原子1個1個を高精度で捕捉できる「光ピンセット」と呼ぶ技術の発達」

を使っている所がポイントです。
従来方式より技術的なメリットが出てきます。

夫々の方式で計算時のエラー対策や素子の集積化など課題
はありますが冷却原子方式の方が超伝導方式に比べて
素子の安定性が高く集積化にも有利ではないかと言われています。

【分子科学研・大森氏のコメント】

開発の課題

全体的な目論みとしては日本独自の将来の国際競争力を確保する目論見
がありそうです。2024年2月の時点での大きな進展として、新方式での
計算原理で大事になってくる「操作」に関わる時間を大幅に短縮しました。
分子研の大森賢治教授らが独自のレーザー技術で基本操作を10ナノ秒以下の
短時間で実現しています。
(原理的には2022年に英国の雑誌に発表しています)

また、
競合としてハーバード大学とその関係者(クエラ・コンピューティング)
が居て日米での競争となっています。

最後に
著者は急速に発展する量子コンピューターと
AIの技術進展が同時期に起きている事情に鑑み
この二者が関連しているのではないかという視点
を込めて今後の考察を進めていきます。
「何となく」
って感覚も大事ですよね。

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問題点には適時、返信・改定をします。

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物質同士が真空で引き合う?!3/1改訂【狭い空間でのカシミール効果とその検証】

こんにちはコウジです!
「カシミール効果」の原稿を改定します。
今回の主たる改定はAI情報の再考です。また、

初見の人が検索結果を見て記事内容が分かり易いように再推敲します。

SNSは戦略的に使っていきます。そして記述に誤解を生む表現がないかを
チェックし続けてます。ご意見・関連投稿は歓迎します。

カシミール効果の検証

先ず本稿は2024年1月7日の記事からの情報で起草しています。近接した2つの物体が量子力学的な効果で引き合うという現象です。

電磁力でもなく万有引力でもない力でマクロなスケールの物体が引かれ合う現象は不可思議だと言えますが、正に量子的な効果だと言えます。

蘭ヘンドリク・カシミール

そもそも、こうした現象は理論的に予言されていました!!オランダのヘンドリックカシミールが真空中で生じると1948年に予想していたのです。

量子力学的に考えて、板の内側の狭い空間(数十nm)での真空状態を考えた時に板の内側での波動関数が外側と異なる筈なのです。結果として板同士が引き合う力が生じます。板の内側の波動関数の方が外側よりも秩序を持っているからだとも言えますね。エネルギーに相当する振動(波)を観測する作業となります。

ゆらぎの効果と制御

カシミール効果の検証は困難でしたが技術の進展に伴い、最近観測されるようになりました。1997年に実験で確かめられています。(参考:京都大学での測定

産業ではトヨタ中研でロードベアリングでの応用を考えているそうです。またMEMS(超微小電気機械システム)への応用が検討されています。江崎ダイオードを実用化したように独自の技術が期待できますね。

名大での2012年の実験

そもそも「ゆらぎの」現象が顕著となる設定は不確定性原理を十分に考察する必要があります。

その不確定性原理を覆す観測が2012年に名古屋大学で報告されています。

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2024/02/18_ 初稿投稿
2024/03/01_改訂投稿

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物質同士が真空で引き合う?!【狭い空間でのカシミール効果とその検証】

カシミール効果の検証

先ず本稿は2024年1月7日の記事からの情報で起草しています。近接した2つの物体が量子力学的な効果で引き合うという現象です。

電磁力でもなく万有引力でもない力でマクロなスケールの物体が引かれ合う現象は不可思議だと言えますが、正に量子的な効果だと言えます。

蘭ヘンドリク・カシミール

そもそも、こうした現象は理論的に予言されていました!!オランダのヘンドリックカシミールが真空中で生じると1948年に予想していたのです。

量子力学的に考えて、板の内側の狭い空間(数十nm)での真空状態を考えた時に板の内側での波動関数が外側と異なる筈なのです。結果として板同士が引き合う力が生じます。板の内側の波動関数の方が外側よりも秩序を持っているからだとも言えますね。エネルギーに相当する振動(波)を観測する作業となります。

ゆらぎの効果と制御

カシミール効果の検証は困難でしたが技術の進展に伴い、最近観測されるようになりました。1997年に実験で確かめられています。(参考:京都大学での測定

産業ではトヨタ中研でロードベアリングでの応用を考えているそうです。またMEMS(超微小電気機械システム)への応用が検討されています。江崎ダイオードを実用化したように独自の技術が期待できますね。

名大での2012年の実験

そもそも「ゆらぎの」現象が顕著となる設定は不確定性原理を十分に考察する必要があります。

その不確定性原理を覆す観測が2012年に名古屋大学で報告されています。

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【量子力学において、物体が近接している状況では、電磁力や重力といった古典的な力だけでなく、】
【量子効果によっても相互作用が起こります。これは「量子力学的な引力」と呼ばれることがあります。】
【具体的な例としては、カスミール効果が挙げられます。これは、2つの平行な平板が非常に近接していると、】
【真空中における零点振動により、これらの平板が引き合う現象です。カスミール効果は量子場論の一部であり、】
【真空中の量子フラクトゥエーションによって引き起こされるものです。】
【このような量子的な引力効果は、通常の重力や電磁気力とは異なる特性を持ち、微小な距離や】
【微小なスケールでの相互作用に関与します。これは古典的な物理学の範疇を超えるものであり、】
【近年ではナノテクノロジーや微小な物体の挙動の理解において重要な要素となっています。】

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あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。【本ブログの方向性】

年が明けて目出たいですね。

皆様あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

個人的には昨年度は色々と新しいことがありましたが、なにより

AIとの出会いがとても意義深かったです。

これからもAIを中心にネット活動を続け、理想を具現化します。

本ブログの今後(方向性)

なにより本ブログは私のネット生活のきっかけとなったブログで

これからも大事にしていきたいと考えています。

少なくとも、年に7人程度の物理学(数学)者を掘り起こし

主にリライトをしながら個別記事を洗練・充実させていく

方向で今後も続けていきたいと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。

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全て読んでいます。
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2024/01/01_初版投稿

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AIでの考察(参考)

 

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ドラマまとめ【物理ネタでもしっかりしたドラマがあるって知ってました?】

ドラマでも物理を追いかけよう

本稿を起こしている気持ちとしては逃避の側面があります。

研究や会社員の世界にどっぷりハマった日常生活から
「抜け出したい!!」という切なる願いがありました。

それでも、
普段の生活に戻った時に落差が大きいのは嫌なので
今回の原稿に繋がっています。さらっと楽しんでください。

海外ドラマは新鮮!!

まず、現地でのタイトルは「Einstein]!!をご紹介します。

アインシュタイン天才科学者の殺人捜査

(以下、後日追記します)

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2023/10/29‗初稿投稿
2023/12-30‗改訂投稿

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【お勧めの海外ドラマ‗2015年ドイツ制作】アインシュタイン天才科学者の殺人捜査

アインシュタインの犯罪捜査

昨日、アマゾンで御嫁が見ていて

面白かったので私もこれから見続けます。

何と言ってもスピード感が秀逸!!

初回は2015年放送、シリーズ化は2017年です。

 

 

テレビドラマの「相棒」でも

仲間内での会話がブラックだったりして

言葉遊びでワクワクする瞬間があります。

そんな感じで会話もテンポよく進みます。

舞台はドイツ語圏が多い。

 

主人公自体はルール大学の教授で

違法薬物の前科で逮捕されると刑務所行きの人。

そんな人がアインシュタインの子孫なのです。

まぁ無茶無茶な設定で痛快??

 

作中でもドラック使ったりして

教育的には良くない気もしますが

エンターテイメントとして楽しめばよいでしょう。


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この頃は全て返信できていませんが
頂いたメールは全て見ています。
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2023/10/29_初稿投稿

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