2025年10月8日2025年9月28日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残すP・ショーァ【Peter Williston Shor, 1959/8/14-量子暗号を揺るがす男】 こんにちはコウジです。 半年ごとの新規記事投稿の中での草稿です。 今回は量子コンピューターのソフトに関わっている 大御所をご紹介します。時代は進み応用理論も展開されています。 では、ご覧ください。(以下原稿)量子計算の分野を語る上で、**ショーァ(Shor)**の名は欠かせません。 ショーァが1994年に発表した「ショーァのアルゴリズム」は、もし 実用化すれば現在の暗号社会を根本から揺るがす可能性を示し、 研究者から一気に注目を浴びました。しかし、彼自身の 生い立ちや人間としての側面は、意外と語られることが少ないのです。本稿では、幼少期から学究時代、そしてアルゴリズム発表に至る 道筋をたどりながら、研究者として・人としてのショーァ像を、 浮き彫りにしてゆきます。未だご存命の研究者で本ブログの方針から 少し外れますが、何よりも理論の内容を紹介したい。そして、 理論と情熱が交錯するその道のりを、 ひとつの物語として読んでいただければ幸いです。第一章:原点と学びの道程幼少期と家族背景ショーァ(Peter Williston Shor)は 1959年8月14日、アメリカ・ニューヨークに生まれました。彼の幼年期〜思春期に関する詳細な公開情報は限られていますが、数学や理論科学に向かう素養を持って育ったことが後年の業績につながったと考えられます。本人が後年振り返った講演などからは、「数学や計算機科学の美しさ」に惹かれる資質は、若い頃から徐々に育まれていたという雰囲気がうかがわれます。カリフォルニア工科大学での出発点1977〜80年代、ショーァはカリフォルニア工科大学(Caltech)で数学を学び、1981年に学士号(B.A. in Mathematics)を取得します。math.mit.edu+1Caltech での学びは、純粋数学だけでなく、理論計算機科学や物理との接点を持つ学問への視野を広げる土壌となりました。数学という枠を越えて、計算やアルゴリズムと理論物理との融合に関心を寄せていく芽も、こうした時代に育ったと考えられます。MIT における博士課程と初期研究学士課程修了後、ショーァはマサチューセッツ工科大学(MIT)に進み、応用数学(Applied Mathematics)を専攻。1985年には博士号(Ph.D.)を取得します。指導教員は Tom Leighton ら。math.mit.edu+1博士課程や前後の研究活動では、古典的アルゴリズム・計算複雑性理論・組合せ論・確率論などの領域に取り組み、量子計算の萌芽とも言えるテーマに種をまき始めていました。第二章:ベル研究所時代とアルゴリズムへの道AT&T/Bell Labs での業績と環境博士号取得後、ショーァはバークレーの MSRI(Mathematical Sciences Research Institute)でポスドク研究を行った後、1986年から AT&T(Bell Labs を含む研究所部門)に所属します。math.mit.edu+2minghsiehece.usc.edu+2Bell Labs は当時、情報理論、通信技術、数学・アルゴリズムの交点で巨人たちが集う場所であり、学際的刺激にあふれた環境でした。そこでは、古典アルゴリズム研究・組合せ最適化・計算幾何学など、量子以前の「通常計算機アルゴリズム」の研究が主戦場でした。math.mit.edu+2news.mit.edu+2量子情報理論との接点と転換点90年代後半、量子情報や量子計算という概念が徐々に注目を集め始めます。ショーァ自身もその流れに関心を寄せ、従来のアルゴリズム研究から徐々に量子的視点へシフトしてゆきました。AIP Publishing+2news.mit.edu+2彼は、物理学・量子力学の不思議さを「計算の道具」として使えないかと考え、エンタングルメント(量子もつれ)や量子フーリエ変換などの技術をアルゴリズム設計に導入する発想を育てていきます。news.mit.edu+2AIP Publishing+2この時期彼が多く語っているのは、「Simon のアルゴリズム(Daniel Simon による量子アルゴリズム)に触発された」というものです。Simon の問題設定は一見抽象的でしたが、ショーァはそこに「素因数分解」や「離散対数」といった、実社会でも意味を持つ問題への応用可能性を見出しました。news.mit.edu+2AIP Publishing+21994年、「ショーァのアルゴリズム」の劇的発表1994年、彼はついに「量子コンピュータによる素因数分解アルゴリズム(Shor’s algorithm)」を発表しました。これにより、かつては計算困難と考えられていた大きな整数を多項式時間で因数分解できる可能性が示され、暗号技術の根幹を揺るがす衝撃をもたらしました。macfound.org+5minghsiehece.usc.edu+5news.mit.edu+5MIT の Killian 講演で彼自身が語ったところでは、その発表セミナーは物理学者たちが質問を飛ばし合う熱気ある場であり、プレゼンテーション後、四日後には「彼は素因数分解もやった」とのうわさが一人歩きした、という逸話も残されています。news.mit.eduこのアルゴリズム発表は、それまで「量子コンピュータは架空のもの」という認識を一変させ、「実用性を真剣に考えるべき対象」へと転換させました。第三章:その後の研究、人格、そして影響量子耐性・誤り訂正技術への挑戦ショーァの仕事は、ただ素因数分解を高速化するアルゴリズムを提示するだけでは終わりませんでした。量子計算器はノイズや量子デコヒーレンス(量子状態の崩壊)に弱いため、どのように誤りを抑え、安定な計算を可能にするかが最大の課題となります。ショーァは量子誤り訂正符号(quantum error-correcting codes)に関する研究を進め、特定の符号化・冗長化技術を用いて、量子ビット(qubit)を複数まとめて冗長化し、誤りを検出・訂正できる枠組みを構築しました。news.mit.edu+2AIP Publishing+2これにより、「ノイズ下でもある程度信頼性を保てる量子演算器」を実現可能にする理論的基盤を打ち立てたと言われています。学界的評価と受賞歴・称号ショーァの業績は、数学・計算機科学・量子情報科学をまたいで高く評価されました。彼は、1998年にネヴァンリナ賞 (Nevanlinna Prize) を受賞。math.mit.edu+2macfound.org+2さらに 1999年にはアカデミー的な評価と自由研究助成を兼ねたマッカーサー助成金 (MacArthur Fellowship) を受賞。math.mit.edu+1他にも Gödel 賞、ディクソン賞 (Dickson Prize)、ファイサル賞 (King Faisal Prize)、IEEE 賞など、数々の国際的栄誉を受けています。minghsiehece.usc.edu+4math.mit.edu+4macfound.org+4また、2003年からは MIT の応用数学教授 (Morss Professor of Applied Mathematics) の地位に就き、量子アルゴリズム・量子情報理論の最前線で教鞭をとっています。news.mit.edu+3math.mit.edu+3minghsiehece.usc.edu+32025年には、IEEE Claude E. Shannon Award(情報理論分野での栄誉賞)を受賞予定との報道もあります。hpcwire.com+1人柄、講演・教えのスタイル、そして影響力ショーァ自身は公私にわたるエピソードをあまり自発的に語るタイプではないようですが、MIT の Killian 講演などで彼が交えた回想から、人柄の一端が垣間見えます。彼は、自身の研究が並行して進む他分野との対話を大切にし、物理学者・数学者・情報理論学者たちとの議論を積極的に交わしてきました。news.mit.edu+1また、彼は詩的なセンスも持ち合わせており、たとえば次のようなリメリック(五行詩)を自身のウェブページに投稿することもあります:“If computers that you build are quantum,Then spies of all factions will want ’em.Our codes will all fail,And they’ll read our email,Till we’ve crypto that’s quantum, and daunt ’em.”— Jennifer and Peter Shor hpcwire.comこのようなひとことからも、彼が数理・理論だけでなく言葉やユーモアの感覚も併せ持つことがうかがわれます。研究者的な影響力においても、ショーァの業績は、量子コンピューテーション研究を一気に活性化させ、量子アルゴリズム設計・誤り訂正理論・暗号理論・量子通信などの各分野に知的刺激を与え続けています。今日、多くの研究者が彼の成果を基盤に研究を展開しており、「量子暗号」や「ポスト量子暗号」の議論を牽引する存在となっています。総括・結語ショーァは単にアルゴリズムの名を残した天才というだけではありません。謙虚に、しかし大胆に理論と思考の境界を押し広げてきた研究者、その背後には理論とアルゴリズム、物理的直感と数学的厳密性を統合しようとする飽くなき志がありました。幼少期の素養、Caltech・MIT での学問的基盤、Bell Labs での環境、量子アルゴリズムへの転換、誤り訂正理論への貢献、豊かな受賞歴と穏やかな語り口、そして彼が後進に残した刺激……これらを通じて、ショーァという人物の輪郭が浮かび上がります。量子計算・量子情報理論の歴史を語る上で、ショーァの物語は欠かせない物語です。その歩みを知ることで、彼のアルゴリズムのもたらす意味だけでなく、学問者として・人間としての背景がより生き生きと感じられることでしょう。〆【スポンサーリンク】以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 問題点に対しては 適時、返信・改定をします。nowkouji226@gmail.com2025/10/08‗初稿投稿舞台別のご紹介へ 時代別(順)のご紹介 力学関係へ 電磁気関係へ 熱統計関連のご紹介へ 量子力学関係へAIでの考察(参考)【このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています】
2024年3月1日2024年2月21日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残す物質同士が真空で引き合う?!3/1改訂【狭い空間でのカシミール効果とその検証】 こんにちはコウジです! 「カシミール効果」の原稿を改定します。 今回の主たる改定はAI情報の再考です。また、初見の人が検索結果を見て記事内容が分かり易いように再推敲します。SNSは戦略的に使っていきます。そして記述に誤解を生む表現がないかを チェックし続けてます。ご意見・関連投稿は歓迎します。カシミール効果の検証先ず本稿は2024年1月7日の記事からの情報で起草しています。近接した2つの物体が量子力学的な効果で引き合うという現象です。電磁力でもなく万有引力でもない力でマクロなスケールの物体が引かれ合う現象は不可思議だと言えますが、正に量子的な効果だと言えます。蘭ヘンドリク・カシミールそもそも、こうした現象は理論的に予言されていました!!オランダのヘンドリックカシミールが真空中で生じると1948年に予想していたのです。量子力学的に考えて、板の内側の狭い空間(数十nm)での真空状態を考えた時に板の内側での波動関数が外側と異なる筈なのです。結果として板同士が引き合う力が生じます。板の内側の波動関数の方が外側よりも秩序を持っているからだとも言えますね。エネルギーに相当する振動(波)を観測する作業となります。ゆらぎの効果と制御カシミール効果の検証は困難でしたが技術の進展に伴い、最近観測されるようになりました。1997年に実験で確かめられています。(参考:京都大学での測定)産業ではトヨタ中研でロードベアリングでの応用を考えているそうです。またMEMS(超微小電気機械システム)への応用が検討されています。江崎ダイオードを実用化したように独自の技術が期待できますね。名大での2012年の実験そもそも「ゆらぎの」現象が顕著となる設定は不確定性原理を十分に考察する必要があります。その不確定性原理を覆す観測が2012年に名古屋大学で報告されています。〆以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 問題点に対しては 適時、返信・改定をします。nowkouji226@gmail.com2024/02/18_ 初稿投稿 2024/03/01_改訂投稿旧舞台別まとめへ 舞台別のご紹介へ 時代別(順)のご紹介 力学関係へ 電磁気関係へ 熱統計関連のご紹介へ 量子力学関係へ【このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています】
2023年9月13日2023年9月15日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残す大森賢治氏が冷却原子方式に挑む【超電導の実現へ向けて新しい方式を提案】 はじめに本稿は2023年9月13日の日経新聞に掲載された記事を骨子として、 著者であるコウジ独自の関心に従い追記した内容となっています。量子コンピュータの実現へ量子コンピューターの実現に向けて 各国が独自の技術を競い合う中で、 単一原子 に着目した 原子冷却方式と呼ばれる 方式に 日本の技術者が挑戦しています。アメリカの学会で 成果を発表したところ 反響著ししく、 新たな成果が期待されています。米ロードアイランド州のサルベレジーナ大学で 開かれた量子制限に関する研究会で、 日本人の大森賢司さんが議長を務めました。この合同研究かは 90年以上の歴史を持ち 特にジョン・マスティース米カリフォルニア 大学教授 ら 著名な学者が参加していることで有名です。今回160人の規模で会議が開かれています 大森さんらが手がける冷却原子方式の量子コンピューターは 実用化で先行する超電導方式、光方式に続く 第3の量子コンピューターと呼ばれています。マティニス教授も絶賛昨年8月に 大森教授らが開発した 研究成果を マティニス教授は 主に評価しています。 計算速度を上げるためにゲート操作時の 原子間の距離を十分に近づける事が必要なのに対して 超高速のパルスレーザーを照射するという 独自の方式で実現した結果です。操作スピードは従来方式に比べ2桁早くなり Google が超電動方式で2020年に発表した記録を しのいでいます。どこにメリットがあるか第1のメリットとしては現在主流となってる超伝導方式の 量子コンピューターと異なり冷却器が不要という点です。 装置が必要で稼動できるということが大きな特徴です。 新しい方式では大規模化が難しく好ましい量子状態が 長時間維持できるという所が大きな特徴です。また大規模化が容易で量子状態を長時間維持できる 特徴があります。ただし計算する時の冷凍操作に 時間がかかることが大きな問題点でした。卓越したアイディア2010年頃に大森教授が各界で評価を受けた内容は「通常のコンピューターのように電荷で情報を担う」のではなくて波動関数が情報の担い手として活躍する仕組みです!!超高速の分子コンピューターと呼ばれます。分子にアト秒間隔で2つのレーザーパルスを与え反応を見ます。1アト秒とは100京分の1秒、一秒間に地球を7周半の距離を進む光がやっと0.3 nm 進めるくらいの非常に短い時間です。その感覚で情報を与える仕組みが波動関数に影響を与えます。その他の量子コンピュータ前日した光学方式は技術として先行しており研究成果が多数あります。 また理科学研究所で導入しているような量子ビット方式のコンピューターは マイナス百ケルビン以下に冷却する必要があり 計算組織を 適切な状態に維持することはとても難しいです。また計算時間の 十分な 確保も大きな課題です。〆【スポンサーリンク】以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 問題点に対しては 適時、返信・改定をします。nowkouji226@gmail.com2023/09/13‗初稿投稿旧舞台別まとめへ 舞台別のご紹介へ 時代別(順)のご紹介 力学関係へ 電磁気関係へ 熱統計関連のご紹介へ 量子力学関係へ【このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています】
2023年3月30日2023年4月1日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残す大栗博司【おおぐり ひろし‗1962年生まれ ~ ご存命中】 はじめに今回、ご存命中ですが、私自身の興味が止められず 思いっきり現役の学者さんをご紹介します。 カリフォルニア工科大学の大栗博司氏です。 特に個人的な面識はありませんが 研究内容・研究室運営・期待感が圧倒的に魅力的なのです。その研究内容私にとって最も興味深い一面は研究内容です。大栗氏は 現代物理学での最先端だと言える「ひも理論」を研究しています。 竹内薫の「超ひも理論」を読んで、私が初めて理論を考え始めた時期には ひも理論が10次元の視点を持っている点が面白く思えました。相対性理論力学からが4次元までの拡張をしていった延長線上で、10次元がある ように思えたのです。その時期はひも理論は詳しく追いかけていません。 今でも理論を語れるとは思えないほどですが、どうしても気になっていました。その後、2023年の2月の終わりに日経新聞で改めて紹介されているのを見て 本記事の記載に至りました。この理論の紹介は外せません。特に初学者が分かり易い言葉を使ってご紹介いたします。 今も進んでいる物理学が伝われば幸いです。日経記事ではカリフォルニア工科大学のジョン·シュワルツらが「超弦理論」で1984年に大きな成果を上げた時期に、大栗氏が「米国から3ヶ月遅れの船便で届く論文を心待ちにし、むさぼるように読んで魅了されました」と伝えています。カッコ内は大栗氏の言葉でしょう。ご自身の関心を拡げたわけです。新しい情報に食らいつくことは大事です! 【新聞からの引用部分は太字にしています(以下同様)】その後、大栗氏は東京大学に進み理論を極めていきます。大栗氏は語ります。「理論物理学者には実際に密接に関わって新現象や新粒子を見つけるタイプと、長い目で見て理論的枠組みや普遍的な数学的手法を開発するタイプが居ます。僕は後者の方です。」 そして、量子力学と相対性理論を合わせて考える究極の統一理論の考えだします。具体的には重力を量子力学に取り組んでいこうと考え、宇宙誕生のメカニズムを踏まえて、大栗氏は紐理論の研究を進めるのです。大栗氏の華麗な足跡大栗氏は京都大学でマスターをとり、東京大学でドクターをとります。 その後、プリンストン、シカゴ大、京都大、UCBなどを経て カリフォルニア工科大学で教鞭をとっています。 シカゴ大学で大栗氏を誘ったのは40歳も年が離れた南部陽一郎でした。(カリフォルニア工科大学では今でも教えています)また、 パリ第六大学で客員成就をされていた時期もあったそうです。 科学史の舞台となった場所が次々出てくるのです。その研究室での活動は活発で現在でも各国から 研究者を受け入れて議論を進めています。 カリフォルニア工科大学内で ご自身のブログも開設されていて 数年前まではブログも頻繁に更新していたようです。 大栗氏は語っています。「超弦理論が究極の理論として正しい解であるかは分からない。しかしこれまでに試された理論の中では最良である。」と考えは変わらなかった。「不易流行という言葉があります。」。『不易(本質的)なものを目指して「統一理論(重力と量子力学の統合)」の世界に至る為に、超弦理論という「流行」へ飛び込んだ』と大栗氏は述べています。もっとも正しいと思える道を突き進んでいるのです。〆【スポンサーリンク】以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 問題点に対しては 適時、返信・改定をします。nowkouji226@gmail.com2023/03/30‗初稿投稿 2023/04/01‗改訂投稿旧舞台別まとめへ 舞台別のご紹介へ 時代別(順)のご紹介 力学関係へ 電磁気関係へ 熱統計関連のご紹介へ 量子力学関係へ【このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています】