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ポール・ランジュヴァン
7/10改訂【双子のパラダイスを議論しソナーを開発】

パリの夕暮れ

こんにちは。コウジです。
ランジュヴァンの原稿を改訂します。

今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。
ご覧ください。(以下原稿)

絵で分かるパラドックス 
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【1872年1月23日~1946年12月19日没】

19世紀後半のフランスと20世紀の議論

(ランジュバンの親となる)夫婦は1871年のパリコミューンでは
 第一線にいた。ランジュバンは1872年1月23日に生まれた。
 パリコンミューンの敗北によって両親が打ちひしがれていた時である。
 ランジュバンは「私は1870年の戦いの直後に共和主義者の父と献身的な
 母の間で育った。両親はパリ占領とコミューンの血なまぐさい鎮圧の
 目撃者として語ることによって私の心に暴力への憎しみと
 正義への熱望を植え付けた」と言っている。 

【以上の太字部は太田浩一「ほかほかのパン」より引用】

議論の中でランジュバンは中心に居ました。
本ブログのTOPで使っているソルベイ会議の写真でも
アインシュタインの隣に座っています。
そんなランジュバンですが、双子のパラドックス
という考え方が有名です。その特殊相対性理論における
矛盾の指摘は、初めはアインシュタインによる相対性理論
での議論で使っている「2つの慣性系での時間差」
から始まる話だったのですが、
ランジュバンが双子の例えに置き換えて
状況を分かりやすくしました。
ランジュバンはそんな時代の人です。

研究者としてのランジュバン

ランジュバンはイギリスのキャヴェンディッシュ研究所で
ジョゼフ・ジョン・トムソンのもとで学んだ後にソルボンヌ大の
ピエール・キュリーの下で学位を得ました。

上述した相対論の議論とは別に磁性に関わる物性の研究
も進めていたのです。
こんな経歴は当時の
イギリスとフランスの
物理学会における
つながりの強さも感じます。

其々の研究者を互いに評価しつつ、
イギリスで理解が進んだ電磁現象を
フランスで深めていって原子遷移に伴う
電磁波の放出を突き詰めていきます。

このように書くとイギリスでの物理学が先行していたように思えてしまうかもしれませんが、決してそうでもないと思います。イギリスでもフランスでも共に人々が物理・数学を追及していて研究課題に関して盛んに情報交換をしていたのです。

特にフランスのキューリー夫妻が扉を開いた放射性物質の研究は目覚ましく、その後の原子核物理学へと発展していくのです。一方で固体中の電子運動に起因するスピンの挙動は帯磁現象に繋がっていきます。

そうした時代にランジュバンは、当時理解が始まった導体の帯磁特性を研究していったのです。量子力学以前の物性理解でも原子、電子という言葉を使いこなして個別物質の帯磁特性を明らかにしていったのです。

それまで未分類だった特性を整理していったのです。

また、磁性の研究をする一方で水晶振動子を開発して

超音波を発生させるメカを実用化しました。

 

小さな恋

マリ・キューリとの恋仲も知られていたようです。
ゴシップネタで恐縮ですが、ランジュバンには
家庭が上手くいっていなかった時期があり、
そんな時の良き相談相手がマリ・キューリでした。
無論。秘め事は当事者同士の大事な時間であって、
ゴシップ記者達が騒ぎ立てるのは無粋です。
私はこれ以上記載しません。ただ、
何十年か後に御二人の孫同士が結婚してます。

 

また超音波の研究からの発展で、
ランジュヴァンはソナーの発明でも知られています。
潜水艦の関係者なら多大な恩恵を受けている訳ですね。

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以上、間違い・ご意見は
以下アドレスまでお願いします。
最近全て返事が出来ていませんが
全て読んでいます。
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2020/10/31_初版投稿
2024/07/10‗改定投稿

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(2021年10月時点での対応英訳)

Discussion at the beginning of the 20th century

Langevin was at the center of the discussion. He also sits next to Einstein in the Solvay Conference photo used at the top of his blog. Langevin is famous for the idea of ​​a twin paradox. The contradiction pointed out in the special theory of relativity started with the “time difference between two inertial systems” used in Einstein’s discussion in the theory of relativity, but Langevin replaced it with the analogy of twins. I made the situation easier to understand. Langevin is a person of that era.

Langevin as a researcher

He earned a degree under Pierre Curie at the University of Sorbonne after studying under Joseph John Thomson at the Cavendish Laboratory in England. Apart from the discussion of relativity mentioned above, he was also conducting research on physical properties related to magnetism. His background also makes me feel the strength of the connection between the British and French physics societies at that time. While evaluating each researcher, he will deepen the electromagnetic phenomenon that was well understood in England in France and investigate the emission of electromagnetic waves due to atomic transition.

In particular, the research on radioactive materials that the French couple Curie opened the door to is remarkable, and it will develop into nuclear physics after that. On the other hand, the behavior of spin caused by electron motion in solids leads to magnetizing phenomenon. At that time, Langevin studied the magnetizing properties of conductors, which were beginning to be understood at that time. Even in his understanding of physical properties before quantum mechanics, he mastered the terms atoms and electrons to clarify the magnetizing properties of individual substances. He sorted out previously unclassified traits. Also, while he researched magnetism, he developed a crystal unit and put into practical use a mechanism that generates ultrasonic waves.

Little love

It seems that his love with Mari Cucumber was also known. Excuse me for the gossip story, but there was a time when Langevin wasn’t doing well, and his good counselor at that time was Mari Cucumber. Of course. The secret is the precious time between the parties, and the gossip reporters make a fuss about it. I won’t list any more. However, decades later, my two grandchildren are getting married.

Langevin is also known for his sonar invention, a development from his study of ultrasound. He’s benefiting a lot if he’s involved in submarines.

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お問い合わせ等もろもろ_他
【トピックの情報も残します】

トピック関連などを改定します。

関連リンクは特に変更しません。ご覧下さい。

【以下原稿です】

このブログを作っていく改定で、

始めはブログの羅列を重ねてきました。

数年ぶりのブログ作成であって

見て頂いている方を意識して

いなかった面があると思います。

お恥ずかしい。そこで、

更新している私の現状を関心ある読者に伝え
今後の運営について意見を取り入れていく仕組みを
作りたいと考えています。

無論、日々の科学者列伝の更新は可能な限り続け、
内容をより確かな物にしていきたいです。
そして、自身の娘が知識を吸収していくように顔の見えない皆様も少しずつ知識と想像の枠を広げていって欲しいと思います。私も知見を増やしたい。意見をよりしっかりした物にして、現実の生活でも無理のない範囲で色々な議論を広げたいのです。斯様な目的を意識して、その為の一つの場としてこのブログが役に立てば嬉しいのです。

また、分野別の枠組みで網羅されない話は以下に列記して補いたいと思います。ログ自体はどんどん流れて
どんどん埋もれていく物だと思いますが。

・爵位について

・(平賀源内) ⇒ 科学史の対象に移行、記事廃止
・トピック_高温超電導

・別サイト立ち上げました

・トピック_量子計算機実用化の波
・(小柴昌俊)⇒ 科学史の対象に移行、記事廃止
・トピックス エクソソーム実用化へ
・トピック_スペースX実用段階へ

以上、間違い・ご意見は
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最近全て返事が出来ていませんが
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2020/11/19_初稿投稿
2021/12/15_改定投稿

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歴史的な集合写真
1927年10月開催
【第五回ソルベー会議】

SolvayConf-1927

本日以降、以下原稿を見直します。

網羅されていない参加者もおもいつきますが、

特に今後、ブルリアンらを取り上げてみる予定です。

これからもご覧下さい。【以下原稿です】

第五回ソルベー会議

著作権が切れていると思われる素敵な写真を見つけ、
このサイトのTOPで使っています。1927年10月に開催された5回ソルベー会議での写真です。この時の議長はヘンドリック・ローレンツで、論題は「電子と光子」です。多くの革新的議論がなされました。物理を築いてきた偉人に加えてハイゼンベルグ、ディラックといった若手が育っていった時代で、大きな変革期になっていった時代です。天才達が議論した偉大なブレイン・ストーミングです。

【後列左から】アウグスト・ピカール、エミール・アンリオ、ポール・エーレンフェスト、エドアード・ゲルツェン、セオフィー・デ・ドンデ、エルヴィン・シュレディンガー、JE・ヴァーサフェルト_W・E・パウリウェルナー・ハイゼンベルク、ラルフ・ファウラー、レオン・ブルリアン
【中列左から】ピーター・デバイ、マルティン・クヌーセン、ウィリアム・ローレンス・ブラッグ、ヘンドリック・アンソニー・クラマーズ、ポール・ディラックアーサー・コンプトンルイ・ド・ブロイマックス・ボーンニールス・ボーア
【前列左から】アービング・ラングミュア、マックス・プランクマリ・キュリーヘンドリック・ローレンツアルベルト・アインシュタインポール・ランジュバン、チャールズ・ウジェーヌ・ギイ、CTR=ウィルソン、オーウェン・リチャードソン

以後

リンクは随時更新します。お楽しみに。

以上、間違い・ご意見は
以下アドレスまでお願いします。
例えば問題点には適時、
返信・改定をします。

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2020/11/19_初版投稿
2021/11/29_改定投稿

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電磁気関係
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量子力学関係




(2021年9月時点での対応英訳)

I found a nice photo that seems to be out of copyright
It was used at the TOP of this site. This photo is a taken at the 5th Solvay Conference held in October 1927. The chair at this time was Hendrik Lorentz, and the topic at this time was “electrons and photons.” Many innovative discussions took place. In addition to the great men who have noticed physics, young people such as Heisenberg and Dirac grew up, and it was a time of great change. Great brainstorming discussed by geniuses.

[From left in the back row] August Picard, Emile Henriot, Paul Ehrenfest, Edoard Herzen, Theophie de Donde, Erwin Schrodinger, JE Versafeld_WE Pauli, Werner Heisenberg, Ralph Fowler , Leon Herzen
[ in the middle row from left] Peter Debye, Martin Knudsen, William Lawrence Bragg, Hendrick Anthony Kramers, Paul Dirac, Arthur Compton, Louis de Broglie, Max Born, Niels Bohr
[From left in front row] Irving Langmuir, Max Planck, Marie Curie, Hendrik Lorentz, Albert Einstein, Paul Langevin, Charles Eugene Guy, CTR = Wilson, Owen Richardson

After that, the link will be updated from time to time. looking forward to.

Above, mistakes and opinions
Please contact the following address.
For example, when it comes to problems,
We will reply and revise.

nowkouji226@gmail.com

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【2021/09/18初回投稿】今後のサイトの方向性についての問題点再考

このサイトも開設からそろそろ一年が

経とうとしていますが、段々と

読みやすくなってきていると自負しています。

ただ、課題もあるのでそういった点を

まとめていきたいと思います。

まず、記事だどんどん増えてきていますが、

其々の記事で次の物が求められます。

最低限のSEOを考えていくのです。

つまり、問題点は、

①文字数は最低でも3000文字欲しい。

満たせていない投稿が実際に1/3あると思えます。

②全ての項で小見出し「H2」が欲しい。

これは1/2以上の記事が未達です。

③他から独立した記事が出来てしまう。

特にトピックに注意します。

 

以上の問題を踏まえて今後は改善をしていき、

問題の少ないブログにしていきます。

以上、間違い・ご意見は
以下アドレスまでお願いします。
最近全て返事が出来ていませんが
全て読んでいます。
適時、改定をします。

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2021/09/18_初稿投稿

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お問い合わせの件について_他
【トピックの情報も‐9/4改定】

以下情報を更新します。【以下原稿です】

このブログを作っていく改定で、

始めはブログの羅列を重ねてきました。

数年ぶりのブログ作成であって

見て頂いている方を意識して

いなかった面があると思います。

お恥ずかしい。そこで、

更新している私の現状を関心ある読者に伝え
今後の運営について意見を取り入れていく仕組みを
作りたいと考えています。

無論、日々の科学者列伝の更新は可能な限り続け、
内容をより確かな物にしていきたいです。
そして、自身の娘が知識を吸収していくように顔の見えない皆様も少しずつ知識と想像の枠を広げていって欲しいと思います。私も知見を増やしたい。意見をよりしっかりした物にして、現実の生活でも無理のない範囲で色々な議論を広げたいのです。斯様な目的を意識して、その為の一つの場としてこのブログが役に立てば嬉しいのです。

また、分野別の枠組みで網羅されない話は以下に列記して補いたいと思います。ログ自体はどんどん流れて
どんどん埋もれていく物だと思いますが。

・爵位について

・平賀源内

・トピック_高温超電導

・別サイト立ち上げました

・トピック_量子計算機実用化の波
・(トピック_小柴昌俊)⇒ 科学史の対象に移行で記事廃止
・トピックス エクソソーム実用化へ
・トピック_スペースX実用段階へ

以上、間違い・ご意見は
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最近全て返事が出来ていませんが
全て読んでいます。
適時、改定をします。

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2020/11/19_初稿投稿
2021/09/13_改定投稿

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