2026年11月3日2026年10月24日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残すピエール・ラプラス‗P-S Laplace_1749/3/23-1827/3/5-11/3改訂 こんにちは。コウジです。半年ごとの改定です。 主な改定点は英訳部分の削除です。ご覧ください。 (以下原稿です)応用解析学入門 【スポンサーリンク】 出典:Wikimedia Commons, “Pierre-Simon Laplace” (public domain)天文学者ラプラスラプラスはフランスの数学者にして物理学者、天文学者です。ニュートンの後に時代に天文学の理解を進めました。名著である 「天体力学概論」(traité intitulé Mécanique Céleste)「確率論の解析理論」 をまとめています。 1789年には、その功績を評価され ロンドン王立協会フェローに選ばれています。ラプラスの業績ラプラシアン(ラプラス作用素):Δ(∇の二乗):ベクトルの勾配と表現できます。ラプラス方程式:ラプラシアンを=0としたは2階の微分方程式で, 一般的に3つの座標変数をちます。カント-ラプラスの星雲説:1755年にカントが唱え、96年にラプラスが補説。 太陽系の起源として星雲状ガス塊であると考えました。 出典:Wikimedia Commons, “Pierre-Simon Laplace” (public domain) 決定論者ラプラスラプラスは決定論者です。ある時点の後に起きるすべての現象は、 それ以前の条件に起因し、完全に決定されていると考えていました。Wikipediaによると決定論とは「ある特定の時間の宇宙のすべての粒子の運動状態が 分かれば、これから起きるすべての現象はあらかじめ計算できるという考え方」です。「全ての事象の原因と結果は因果律に支配されているが故に、 未来は一意的に決定される」とする 「因果的決定論」に属しています。 決定論のなかでも「強い」部類のものであるとされているのです。但しラプラスは真面目に考えています。いわゆるラプラスのいう 「ラプラスの悪魔」に対して考察しているのです。 考えたら無茶苦茶な悪魔です。「ある瞬間における全ての物質の力学的状態を知ることが出来る。 同時に、全てののデータを解析できるだけの能力の知性」という悪魔です。まさに「決定論的での神ってる存在」です。 因果律に重みを置きすぎているともいえますね。定まっている未来を完全に見通すことができる者」という 概念的なとしての「仮定(命題)」だといえます。現代的な一つの答えとしては「ラプラスの悪魔は居ません。」 そもそも悪魔の考えには時間の可逆性が黙認されていて いわゆる「エントロピー増大」の概念がありません。 枡から落ちた豆達は同じ枡に戻れないのです。ラプラスは「特定の時間の宇宙の全ての粒子(原子と考えて良いです)の運動状態が分かれば、 これから起きる全ての現象は予め計算出来る」という考えに至りました。それを全て理解 している空想上の存在を「ラプラスの悪魔」と想定しました。後々の我々の 考え方で悪魔を考えていくと難題が幾つも出てきます。単純化の為に原子の重心のような物だけを考えて、それらが相互作用する状況 を考えてみた所で無意味です。原子は生成消滅していますし、原子間を介在する フォトンとかフォノンとかいった準粒子が原子の間で介在して相互作用するからです。 「ラプラスの悪魔」この考え方は決定論のなかでも特に、 未来は一意的に決定的であるとする「因果的決定論」に従っています。もっとも、20世紀以降に量子力学が成立すると、 「観測そのものに限界がある」という認識が広まり、 ラプラス的な完全決定論は再検討されることになります。特に量子論では、粒子の状態を完全には同時観測できないため、 「宇宙の全情報を完全に把握する存在」というラプラスの悪魔の 前提そのものが成立しにくいと考えられるようになりました。それでもラプラスの議論は、 「自然法則によって世界はどこまで記述できるのか」 という近代科学の核心を示した重要な思想として、 現代でも語り継がれています。観測が量子力学の制限を受ける中で厳密解釈を成り立たせてしまうと、 仮定が限りなく多くなるのです。結局のところ「ラプラスの悪魔」とは、「ある瞬間での全ての構成原子達の 力学的状態と相互間に働く力を知る事が出来たとしたら、かつ仮に全ての データ(パラメター)を解析出来る能力を備えた知性」が世の中に居た としたら、、という仮定のもとに進められた議論だったのです。そこから 話を広めてあらゆる因果律の決定した姿を見通せる 「悪魔」のような「ずる賢い存在」を考えた訳です。話が独り歩きした後は、もはや「原子の議論」よりも「分からない話」を挟んで 「不可解な結論出す議論」を不快に思う気分と雰囲気だけが残るかと思えます。 ただ、こんなご紹介をして致しましたが、ラプラスの業績にもう一度 立ち返ると目を見張る所が多々あります。現代制御で使うPIDの考えに 繋がる伝達特性を使った考え方等は当時の数学者の中でも 比類なき部類に入るかと思えます。この点は改めて特筆すべきです。 出典:Wikimedia Commons, “Pierre-Simon Laplace” (public domain) 政治家ラプラスラプラスはナポレオン・ボナパルトの統領政府で1ヵ月余の間、 内務大臣に登用され元老院議員を努めていました。その後に王政復古の大号令が出されて後は、ルイ18世の下で 貴族院議員として活躍しています。意外な一面ですね!!補足・詳細情報生年・没年:1749年3月23日(ノルマンディー地方 ― ボーモン=アン=オージュ) 生まれ、1827年3月5日(パリ)没。Encyclopedia Britannica+1主著:『Traité de mécanique céleste』(1798-1825)ウィキペディア+1『Théorie analytique des probabilités』(1812)Encyclopedia Britannica+1業績の一端:ラプラス方程式・ラプラス変換などが数学・物理で基盤となっている。ウィキペディア+1星雲仮説(カント‐ラプラスの星雲説)を補強。The Linda Hall Library+1決定論の立場:ラプラスの悪魔という思考実験で、「全ての粒子の状態を知れば 未来も分かる」という因果的決定論を象徴。ウィキペディア+1政治的経歴:ナポレオン時代の内務大臣就任(1799年11月12日〜1799年12月25日) ウィキペディア+1関連記事・内部リンク◀ 前の人物:ジョゼフ=ルイ・ラグランジュ ▶ 次の人物:ジョゼフ・フーリエ‗1768 この分野の物理学者(天体力学・解析力学)アイザック・ニュートンレオンハルト・オイラージョゼフ=ルイ・ラグランジュピエール=シモン・ラプラスジョゼフ・フーリエ〆|コスパ最強・タイパ最強・テックジム| プログラミング教室の無料カウンセリング【スポンサーリンク】 〆以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 この頃は全て返信できていませんが 頂いたメールは全て見ています。 適時、返信・改定をします。 nowkouji226@gmail.com2024/04/03_初稿投稿 2026/11/03‗改訂投稿サイトTOPへ 舞台別のご紹介へ 時代別(順)のご紹介 フランス関連のご紹介へ 力学関係へFollow me!関連FacebookXBlueskythreadsHatenaCopy投稿ナビゲーション前の投稿: ジャック・C・シャルル【温度と体積の関係を定式化|水素の気球で有人飛行】-11/2改訂 コメントを残す コメントをキャンセルコメントを投稿するにはログインしてください。