に投稿 コメントを残す

ガロアのノートにあった詩 【2015-11-18にGooblogブログへ 投稿分】

昨夜、なにげなく書棚で見かけた、
岩田義一さんの『偉大な数学者たち』(ちくま学芸文庫)
に載っていたガロアのノートにあった詩を訳と原語とで書いておく。

久遠なる糸杉はわれをかこむ
色あせし秋の日よりはなお色あせて
わが身は墓場へとくだりゆく

L’eternel cypres m’environne:
Plus pale que la pale automne,
Je m’incline vers le tombeau.

岩田さんは書いている。
糸杉は棺をつくるのに使われると。
この詩の前に岩田さんは書いた。

ガロアは自分の生命がもうあまり長く続かない
ことを予感していたのではなかったろうか。

paleのaの上のアクサン・シルコンフレックスと
糸杉cypresのeの上のアクサン・グラーブ、および
etenelのはじめのeのアクサン・テギュは再現できていないこと
をお断りする。

前にもこのブログで書いたことがあるのだが、
この『偉大な数学者たち』を感激して読んだという記憶は
私には残念ながらなかった。しかし、
だからといってこの書がつまらない書だとは思っていない。

【スポンサーリンク】

以上、間違い・ご意見は
以下アドレスまでお願いします。
最近は全てに返事が出来ていませんが
問題点に対しては
適時、返信・改定をします。

nowkouji226@gmail.com

2025/11/03_初版投稿

サイトTOP

Follow me!

コメントを残す